11/12 トークイベント

「隠蔽、改竄、未作成…。行政無責任時代の象徴公文書問題はなぜ終わらないのか?」

瀬畑源(日本近現代史研究者)×布施祐仁(ジャーナリスト)

あいちトリエンナーレ助成金不交付決定プロセスの非公開、皇室会議の議事録未作成、自衛隊日報の隠蔽、統計偽装問題…。国家と記録の問題を読み解く注目のトークイベント!

公文書は歴史の記述に不可欠なものであり、後世の政策選択のためにも参照されるべき国民共有の知的資源。そして、国民の知る権利や行政の説明責任を担保するものです。こうして2011年に公文書管理法は施行されましたが、この数年来、その法の精神を裏切るように、森友・加計問題をはじめ、公文書をめぐる問題が途絶える気配がありません。情報公開法と公文書管理法があるにも関わらず政府が公文書を恣意的に作成せず、破棄したり、隠す理由は何か。10月17日に刊行の『国家と記録』はこの問題を概観し、あるべき公文書管理体制を展望しています。そこで、本書の刊行を記念して、著者の瀬畑源氏が、情報公開請求で南スーダン自衛隊日報隠蔽問題を暴いたジャーナリスト布施祐仁氏をお招きして、対談イベントを開催します。

公文書管理法には罰則がないために、隠蔽以前に、私的メモとして公文書を残さないといったやり方が横行しています。その中で、文書を残さないことのデメリットと同時に、文書を適切に残させるためには批判される行政側の人間のみならず、市民側もこの問題の重要性とメリットを理解しておく必要があります。

民主主義を成り立たせるためは、なによりも事実に基づいた現状認識と政策決定が不可欠です。情報公開法と公文書管理法はその判断に必要なインフラであることを学び、現行法の改正のみならず、政策提言をするNPOなどの活用も踏まえ、行政と市民がいかに建設的にこの文化を育てていけるかを語っていただきます。

【出演者】

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瀬畑 源(せばた はじめ)

1976年、東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。一橋大学博士(社会学)。長野県短期大学を経て、立教大学兼任講師、成城大学非常勤講師。日本近現代史(天皇制論)・公文書管理制度研究。主な著書に『公文書管理と民主主義:なぜ、公文書は残さなければならないのか』(岩波ブックレット)、『公文書問題 日本の「闇」の核心』(集英社新書)、『公文書をつかう』(青弓社)、『国家と秘密 隠される公文書』(久保亨氏との共著/集英社新書)などがある。

布施祐仁(ふせ ゆうじん)

1976年、東京都生まれ。ジャーナリスト。『ルポ イチエフ 福島第一原発レベル7の現場』(岩波書店)で平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)、日本ジャーナリスト会議によるJCJ賞を、『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(三浦英之氏との共著/集英社)で石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を受賞。著書に『日米密約 裁かれない米兵犯罪』(岩波書店)、『経済的徴兵制』(集英社新書)、『主権なき平和国家 地位協定の国際比較からみる日本の姿』(伊勢崎賢治氏との共著/集英社クリエイティブ)など。現在、「平和新聞」編集長。

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【会場案内】
本のにほいのしない本屋 神楽坂モノガタリ
〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6丁目43 K’sPlace
東京メトロ東西線 神楽坂駅 1番出口(神楽坂口)正面
【日時】

2019年11月12日(火)19:00~21:00(18:30開場)

【チケット】
1,500円(1 drink付

【当店のご案内】
神楽坂モノガタリ
 所在地:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂6丁目43 K’sPlace
東京メトロ東西線 神楽坂駅 1番出口(神楽坂口)正面
電話:03-3266-0517(FAXも同じ)